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《番外編》バイト始めました⑪
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あれから誠さんとはちゃんと話し合って、俺はバイトを辞め、誠さんもまた前と同じように仕事を早く切り上げて帰ってくるようになった。
痴漢へのトラウマが残っていた俺を毎日労わるように抱いてくれて、ストレスや疲労で倒れそうだった俺の精神状態も元通りに回復した。
大学へ行くのも絶対に公共交通機関は使うなと、今まで通りだが専属の車を出してくれた。
「痴漢魔は捕まえてそれ相応の処罰を与えたから安心しろ」と誠さんは言っていたが、犯人が誰だったとか、どう罰を与えたのかは俺を気遣ってなのか教えてはくれなかった。
「紫音、おいで」
ソファに座って腕を広げる誠さんの元へ駆け寄り、安心する匂いと感触に包まれたまま俺は思考を止めて微睡みに体を預けた。
- バイト始めました 完 -
あわやり様、リクエストありがとうございました!
"痴漢"をテーマに書かせていただきました(^^)
もうひとつのリクエストはまた別のお話で取り入れようと思っております(*´`)♡
他にもリクエスト頂いてるので、順不同ではありますが更新続けていきたいと思っております。
コメント励みになります(^^)
ありがとうございます!
祈
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