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《番外編》ママは誰のもの?⑥
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誠さんに渡されたバスローブを羽織り、ベッドに腰掛けていると、眠った麗音を抱きかかえながら誠さんが寝室に入ってきた。
「れーくん、寝ちゃった?」
「あぁ」
麗音もいるのにそんな激しいことはしないだろうと、ホッと息をつくと、誠さんは麗音をベッドの真ん中に置いて布団をかけた後、俺の腕を引っ張って寝室から連れ出した。
そして連れてこられたのはベランダだった。
床はフローリングになっていて、ベランダには洗濯物しか干していないし、屋根で完全に覆われているため、かなり綺麗ではある。
ただ、外だしかなり狭い。
ここでどうするつもりなのか。
頭を高速で回転させるが、誠さんの意図はなにも分からなくて戸惑っていると、誠さんは床に厚地のタオルケットを2枚敷き、その上に俺を置いた。
「え、待って?!ここでするの?」
「何か文句でもあるか?」
「本気?!やだよっ!ここ外じゃん!!誰かに聞かれでもしたら…、アァンッ!!!」
抵抗しようとした瞬間に誠さんに敏感な部分を撫でられて力が抜けた。
誠さんはニッコリと笑い、口に人差し指を立てて「しーっ」と口を動かした。
(悪魔だ………!!!)
この笑顔は何をしても無駄だと抵抗を諦めた。
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