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《番外編》大運動会−夜の部−(おまけ)
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誠side
***
「俺たちも運動しようか」
また紫音に「オヤジ臭い」と言われたが気にせずに紫音を抱き潰した。
今日の紫音はいつもより乱れていて、なんだかとても煽情的だった。
疲れてしまったのかスースーと静かに寝息を立てる愛しい奥さんを抱きしめながら、俺たちの行為を覗き見ていた息子にあれをどう説明するかと頭を悩ませる。
途中から麗音が見ていたのなんて知っていた。
紫音はいっぱいいっぱいで気づかなかったようだが、俺はリビングへ降りてくる音も聞こえていたし、ドアが開いたのも気づいていた。
もう幼稚園の頃に紫音への感情は家族愛だと気づかせたし、別に紫音をどうこうしようということはないだろうから放っておいたが、やはり止めるべきだったのだろうか。
今更ながら小学生に見せるものではなかったかと後悔の念に駆られる。
でもあんな可愛く乱れた紫音との行為を途中で止めれるわけがなかった。
「ん…」と鼻にかかった声を出しながら、何も知らず俺に擦り寄る紫音。
麗音に見られてたなんて知ったら泣いて怒られそうだ。
いや、ショックでしばらく引きこもるかもしれない。
最悪の場合、また昔のようにセックス禁止令を出されてしまうだろう。
この行為の言い訳と口止めをどう説明して、麗音を説き伏せるか考えながら、まぁ広翼を出して話を運べばなんとかなるだろうと安易な考えをして眠りについた。
- 大運動会-夜の部-(おまけ) 完 -
麗音をどう説き伏せたかはスピンオフ作品の方にちらっと出てくると思いますのでこちらでは書かないです!
次から修学旅行、卒業式を書いて番外編の方終了したいと思います。
要と優の話も時期を見てスピンオフ書いていこうと思いますのでよろしくお願いします(^^)
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