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なんというか
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お昼御飯を食べた後、とくにすることも無く。二人ソファに座ってスマホをいじったり、テレビを観たりした。
今日は天気が良く、日当たりも良い。
くぁ、と欠伸が漏れてしまい、眠気が襲ってくる。ソファもふかふかしていて、眠りを誘っているようだ。
「瑞貴眠い?」
「ん〜……ベット行く」
「大丈夫?一人で行ける?」
「すぐそこだし、大丈夫……」
ソファから立ち上がり、おぼつかない足取りで寝室に向かう。
眠気眼で手前の別途に倒れ込み、目を閉じた。
「あれっ、瑞貴、それ俺のベット……」
心配になった綾が見に来て、声をかけた時にはもう夢の中。
心地良さそうな寝息が聞こえる。
「すぅー……すぅー……」
「………ほんと、可愛いなぁ」
俺の頭を撫でる、大きな手。優しい手つきで、子供を撫でるように触れる。
夢の中で俺は、幸せな、ふわふわとした感覚に心を開いたのだった。
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