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むちゅー
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「うっわあっつ……そら逆上せるよ〜少し水足すね」
「ん……」
背中に綾の体温が伝わってきて、心臓がバクバクしてる。
やはり熱いのか、綾の身体が少し冷たい。
「俺泡風呂なんて初めて入った。凄いもこもこしてるね〜」
「……えい」
「わぶっ」
初めてだと、キラキラと輝く目で泡を触る綾に泡を掬って顔に押し付けてみた。
すぐに落ちてしまうけど、ところどころに泡がついててなんか可愛い。
「ちょ、瑞貴止めて〜泡だらけになっちゃう」
「なってしまえ」
「む〜仕返しだ〜っ」
「うわっ、やったなこのやろ」
泡を救っては相手に被せて二人泡まみれ。見合わせて、笑った。
綾にもたれかかり、首元に顔を擦り寄せる。
濡れた肌がしっとりとしてきて吸い付くような感じ。
「んっ」
「くすぐったい?」
お腹に手を回され、するすると撫でられる。
撫で方が、まるで妊婦さんのお腹を撫でるような手つき。
いや男だから子供なんて出来ないけど。
「瑞貴、こっち向いて」
「んぅ……?」
首をひねり綾の方を見上げる。
水滴が垂れてて、色気がますます上がってる。
そのうえ、いつもほわほわした表情してるのに真面目な表情していてドキドキが止まらない。
顎を掴まれ、綾の顔が近づいてくる。
ぼんやりとした脳で、あ、これキスされるんだと分かった。
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