アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
6
-
「黒子…」
マンションに帰った火神は自分の部屋の前に体を小さくまとめ座り込んでいる黒子の姿に驚きを隠せない
「火神君…」
火神が帰って来た事に気づいた黒子は顔を上げ弱々しく火神の名前を呼ぶ
「こんな所で何やってんだよ?体すげぇ冷えてんじゃねぇか!?とにかく中に入れ」
火神は黒子の体を支えながら部屋の中に入る
玄関のドアを閉め電気を付ける
「黒子中で…」
黒子は火神の言葉を阻止する様に火神に抱きついた
「黒子!?」
黒子の突然の行動に火神は何がなんだかわからない
「火神君もう…僕の事好きじゃないんですか?」
「黒子…」
「僕の事嫌いになっちゃいましたか?」
違う…
そんなわけねぇ
黒子の弱々しい声に胸が痛む
「黒子…俺は…」
「嫌いにならないで…」
「えっ?」
黒子の言葉に火神は唖然とする
「僕から離れないでください…僕…火神君の事が好きです…」
黒子は涙を流しながら唖然と自分見つめる火神の唇に自らキスをした
「俺の好きは…お前のとは…違っ…」
「一緒です…僕は火神君にキス…してほしいです…」
「それって恋愛対象としての好きってことか?」
「はい…」
黒子は少し恥ずかしそうに顔を赤く染めながら頷く
黒子が俺のことを恋愛対象として好き?
火神は嬉しくてたまらず黒子を抱きしめるとキスをした
「んっ…はぁ、っ…んんっ…」
ちゅっ ぴちゃ ぴちゃっ
今まで我慢していたから少し強引なキスになるが黒子は火神の背中に腕を回す
「んっ…あっ…んんっ…はぁ…」
「黒子…好きだ…ずっとお前に触れたかった…」
「んっ…はぁ、っ…触ってください…んっ…僕もっ…火神君に触って欲しい…」
「黒子…」
今までとは違う黒子に火神の理性は呆気なく崩れ落ちた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 61