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噛み癖
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幼馴染みの燈色(ヒイロ)には癖がある
「ってぇ、...!てめ、離れろっ」
「もっと噛みたいんだけど」
休日、新発売のゲームをやっていたらいきなり押し掛けてきたこいつ
来て十分も経たない内にまた例の癖が出た
コントローラーを持ちながら必死の応戦
でも186cmの巨人みたいなこいつの力に敵うわけは無くて
あっという間に押し倒される
「だぁぁぁっ!!ゲームオーバーになったじゃねぇか!ふざけんな!」
「またやり直せば良いじゃん。ゲームと俺、どっちが大切なわけ?」
「浮気を疑う彼女発言してんじゃねぇぞこら。強いて言うならゲームだ!」
相手の肩を押しながらそう言い返す
くっそ、びくともしねぇ...ムカつく!
「へー?そんなこと言っちゃうんだ?」
ひんやりと
冷たくなった声に思わずびくんと体が固まる
「生意気な星和(セイワ)君に分からせないといけないよね、どっちがほんとーに大切か。」
冷や汗が背中に伝う
神様、リセットして良いですか...
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