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ひどく可愛がってやる⑨
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"菊池先生のを挿れてイカせてください"
そんな卑猥な台詞を言えるわけがない。
でも---
媚薬に翻弄され先ほどまで菊池の欲に貫かれていた蕾は、細身のバイブでは物足りなさを感じていた。
欲は限界まで膨らみ、しかし銀色のリングがそれを戒めその熱の放出を赦さない。
「あぁあ、あ、あっ…」
「意地を張っていても終わらないぞ?」
菊池は容赦なく優馬を攻め続ける。
優馬は一方的な責め苦の中、一筋の理性と沸き上がる欲求が混戦していた。
菊池に屈したくない、でも…イキたい。菊池のモノが欲しい。
「…っ…だいっ…きらい…です…っ」
優馬は残る理性で精一杯の悪態をついた。
「ほう…それで?」
「…せんせぇ…ので…イカせてっ…!」
先ほどの悪態とは違い消え入るような震える声で優馬はなんとか言葉を搾り出した。
「大っ嫌いな私のが欲しいのか?」
「〜〜っ」
コクコクとうなづく。
しかしそんな程度で赦す菊池ではなかった。
菊池は優馬の肩を掴み仰向けにさせ、頭を抑えて伏せていた顔を正面に向かせた。
「私の目をみて、きちんと言いなさい」
「…う、ぅ…っ」
優馬は嗚咽していた。
菊池に屈してしまった自分が悔しくて、それでも欲求を抑えられない自分がひどく卑しい生き物に思えて恥ずかしかった。
こんな思いをするなら理性なんてないほうがいい。
プツンと優馬の中で一筋の理性の糸が切れた。
「…きっ…きくちせんせぇ…の…いれてっ!…イキたいっ…ですっ…!おねが…ぃ…っ」
「いい子だ」
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