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菊池彰と神崎優馬④
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菊池は優馬の愛液を指に絡ませて、その指で優馬の蕾をなじった。
「…ん…」
「優馬、何度でも言う。君だけを愛している」
「…嘘、つき…」
優馬の感情が、つい、ぽろりと出てしまった。
こんなこと言うつもりじゃなかったのに。
「せんっ、せいの…あいて…なんて…っ、おれじゃなくたっていいんだ…!」
不安が積を切って、涙と共に溢れ出してくる。
「優馬…二度とそんなことを口にするな」
「もう、やだっ!先生のことばっかり考えるの…嫌なのに…!」
菊池は珍しく癇癪を起こしている優馬をぎゅっと抱きしめた。
「私のことばかり考えている、って?」
優馬の耳元でくつくつと嗤う。
「それでいい。優馬、泣き顔をもっと見せなさい」
菊池は優馬を抱きしめながら床に座り、菊池の欲を優馬の蕾に貫いた。
「あぁっっ…!」
ビリビリと全身に快感が伝わる。
先生のが、入ってる。それがなにより優馬の心の拠り所になる。
抱きしめられて、キスされて。
全身に菊池の温もりがある。
それなのに、涙は止まらない。不安は拭いきれない。
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