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黒谷透と菊池彰②
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「それが表に出たら生きていけないね、先生も、優馬くんも」
「私はどうでもいい」
「だろうね。こんなことやるんだから覚悟の上だよね?でも優馬くんはどうかなぁ」
「……」
「彼ここしか居場所がないんでしょ?特待生にしがみつくのって大変だよね。頑張ってるのになぁ。可哀想に」
「脅しているつもりか?」
「そうだよ。でもね、優馬くんにもひとつチャンスをあげるよ」
「次の中間テストで優馬くんが1位をとったらこの写真データは消してあげる。でも七海くんが1位をとったら僕の要求を聞いてもらう」
「甘い条件だな。あいつは今まで無敗だ」
「どうかな?僕が七海くんに徹底的に教え込んであげるから。勝てる自信はあるよ。で、勝ったら僕の要求は………」
黒谷は菊池にその要求内容を耳打ちした。
「それだけ。簡単でしょ?」
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