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黒谷透の補習⑤
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黒谷の舌が鎖骨を這って、首筋を通り、やがて七海の耳に到達すると七海は敏感に反応した。
「〜〜ッッ!!」
耳を舐められ、くちゅ、くちゅと卑猥な音が脳内に響く。
ビクビクと背筋が震えて、身体の力が抜けていく。
耳が弱いなんて、自分でも知らなかった。
欲から滲んだ愛液を擦り付けられ、指はいつの間にか三本入っていた。
全身を舐められながら、ゆっくりと溶かされていく。
こんな優しい愛撫なんて知らない。
縛られて、玩具で突かれて、口淫をして。それが前戯だと教えられてきたのに。
「先輩….っ、や、めて…っ」
「んー?挿れてほしいんじゃないの?美鶴くんのココ」
黒谷の指が七海の蕾の奥を刺激する。
「あぁあっ…!!だ、めぇ…!」
「だめなの?」
「や、だ…っ、そこは、せんせ、の…っ」
「そ。じゃあ指でイってね?」
黒谷の指が内壁を擦り上げて、ピストンを加速した。
片手は欲を優しく握り、親指で裏筋を撫であげる。
「あぁあっっ!あ、あ、あぅ…っ!」
耳たぶを甘噛みされ、全身がビクンと浮き上がる。
しかし迫り上がった熱は、欲を強く握られ、黒谷の手によって制された。
「はは、もうちょっと我慢だよ。濃厚なやつって言ったよね?」
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