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【はい?】
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皆さん。
ヘルプミーです。
助けてください。
「ねぇねぇ、立花くんってどこ高から来たのー?」
「LINEアカウント教えてよー!グループに招待するよ!」
「あ、えと、……えっ、あ、、はい。」
「立花って彼女とかいんの?今度合コン行こうぜ!」
「え、ちょ、それは……」
「立花ー!」
「立花くんってさ、」
「立花はさー、」
「遥燈って呼んでもいいー?」
あ、死にそう。
「あの、えっと、……っ」
誰か助けて!!!
「立花さん、生徒会長がお呼びですので付いてきてください。」
「あ……はい」
救世主!!
副会長だ。ぁ、置いてかれる!!
「待ってくださいーっ」
*
静かな廊下を歩いてる時、副会長にとりあえずお礼を言った。
「さっきはありがとうございました」
「……は?何のことです?」
「ぁ、、ぇっと、、副会長があの場で呼んでくれなかったら俺、きっとあの輪の中で死んでたと思うから……。」
「……はあ。助けたつもりは無いですが。
生徒会室はこちらになります。中で会長が待っているのでお入りください。」
「あ、はいっ」
副会長がドアを開けてくれる。
「し、失礼します……。」
「会長、転校生を連れてきました。」
「ん。さんきゅ。……っと、俺は豪徳寺 蓮夜だ。生徒会長やってる。よろしく。」
「あ、立花 遥燈です。宜しくお願いします。あの、なんで呼び出されたんですか?」
部屋の中には俺たち3人しかいない。
用事あるのは会長だけか?
書記とかいてもいいと思うけど……。
「あぁ、是非、生徒会に入らないか?」
「……え?」
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