アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
【お泊まり③】*今日は短めです
-
*
*
*
「ーーんぁ?」
「あ、起きた。」
「起きましたね。」
「え!?」
朝、目を覚ますと二人の顔がドアップになって目に映った。
そして自分のポーズをようやく知る。
「ぎゃあああああっ!!!」
「うぉっびっくりした」
「……騒がしいですね。」
「だっ、だって…!…なんで直してくれなかったんですか!!!」
「いや起きるかなぁと思って。」
「ここまで気持ちよさそうに寝てられると起こすのも億劫ですし。」
「あぁもう最悪……。」
朝から最悪だ。
俺は忘れてた……。
寝相が悪いということを!!
「それにしてもお腹凄いプニプニだな。女子みたい」
「というか、夜中足が乗っかってきて痛かったんですが。」
「副会長ごめんなさいっ
会長はなんで呑気に触ってるんですか……!というか女子みたいって失礼です!気にしてるのに!」
「だって触ってみたかったし。」
「触らなくていいですよ!」
そう……。
俺は寝起きで気づいた。
お腹丸出しで足と手はそこら辺に無造作に置いてあるし!
うぅ……帰りたい。
*
それから俺は不機嫌なまま朝ごはんを食べた。
その時は既に10時。
流石に寝すぎだった。
「今日はどうしますか?」
「あ、機嫌なおった。」
「違います。挽回しようと思って!」
「……ショッピング、行きませんか?」
買い物?
「なにか買いたいものが?」
「いえ、ただ3人で出かけたいな…と。嫌ですか?」
「いいえ。いいですよ。会長は?……ってなんて顔してるんですか。せっかくのイケメンがもったいないですよ。」
後ろを振り返ると、会長が不機嫌そうだった。
でもカッコいいのがイケメン。
あぁ、イケメンって怖い。
「…別に。陽ノ下……ちょっと来い。」
「………仕方ないですね。」
2人はそのままどこかの部屋へ消えた。
なんか話?
俺を置いていかないでよ……ぼっち嫌だ( ˘•ω•˘ )
*
「うわぁっ……。2人とも不機嫌ですね。」
2人が帰ってきたと思ったら、凄い不機嫌な顔をしていた。
「別に何もありませんよ?」
「あぁ、特に何も無いよな。」
2人ともニコニコしてるけどめっちゃ怖い。
副会長なんて滅多に笑わないから余計に怖い。
「ほ、本当に何も無いんですか?」
「立花。世の中にはな、知らなくてもいいことだってあるんだぞ?わかったか?」
「は、はい。すみません。」
助けて。
怖い。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
15 / 154