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【いやもう無理だから!】
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翌日。
あぁ、もう朝からボロボロだ……もう何回か校庭を走った。
もう帰りたい。
いつも以上に会長に話しかけられるんですけど!?
いじめ!?
「お、立花、走り終わったのか。」
「ぜぇーっ、ぜぇー……
まじ鬼畜……鬼……」
「え、そんなに酷かったか?」
酷いわ!!1回走ってみろよ……。
「ふぅ。」
「お、陽ノ下も走り終わったのか。相変わらず息整ってるな。」
「えーっと……うん?」
「なんで疑問形なんだ……」
「きっと副会長、敬語クセになってたから、タメ語が分からないんじゃないんじゃ………っ、ないかなっ!?」
「いや、お前も結構疑問形になってるぞ……。」
「仕方ないじゃないですか!!1年間敬語だったのに、急にタメ語で話せとか言うから!……あ。」
「……あー…。
行ってらっしゃい。」
「行ってきます……というかもう逝く……」
「え?イく?」
「ちっげぇぇよっ!!」
会長って変態だったっけな!!
あれ、俺の記憶違いかな!!泣
「じゃ、私も……行ってこよう。行ってくるか?行っとこうか?行こう?」
「もうダメだ……」
* * *
結局、夕方になるまでに、15回は走った。
もう喉が死んでいる。
肺も言語力も死んでしまわれた。あはは、まじ爆笑ーー!!
……むり。
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