アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
接触3
-
他愛のない話をして時間が過ぎていく。
相変わらず目は合わせないし過去の話はしないし、今日は笑顔に力がなくふわふわ感が増してる。
それでも、話してると話し方や仕草に癒される。
俺が便所から帰ってくると、男は綺麗な顔で眠っていた。思わず手が伸びて頭を撫でる。髪の毛フワッフワ。可愛いな。思わず顔が綻ぶ。
「んん……あぁー、俺、寝てました?」
「起こして悪かったな。もう帰るか。」
だから、男に可愛いはないだろ。自分の思考に驚かされる。
まだ23:00になったばかりだが、割と癒されたし早く帰れるなら帰るにこしたことはない。
残ってしまったフルーツはタッパーに詰めてもらい野村に持たせる。話している間何も口にしていなかったから、要らないと言われたが無理矢理持たせた。
「おい。自分で歩けよ。帰れるか?」
「お兄さん、ちょっとついてきて〜。」
フラフラしながら歩き出すもんだから思わず体を支えてやる。その流れで引かれるがまま暫く歩いていると着いたのは…ビジホ。
何、こいつビジホに住んでんの?こいつなら有り得そうで笑える。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 105