アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
接触12(雅side)
-
朝7:00
翔さんの寝顔。真っ黒でサラサラな髪。同じく真っ黒な瞳。少し乾いた唇を動かして俺の名前を呼ぶ声。俺よりも少し背が高くて、俺よりもちゃんと筋肉がついていて引き締まった身体。俺よりも黒くて健康的な肌。右腕から肩まで彫られた鎖と狼の刺青。所々に見える傷跡。
どれを見ても綺麗で惹き付けられる。
会うのが少し怖かったはずなのに、実際に会うと嬉しくて。
昨日はそれまで眠れていなかった疲れと翔さんが来てくれた嬉しさとなんとなくの不安感で、翔さんを連れてきてしまった。だって、翔さんがいたら眠れる気がしたから。
本当はちゃんとしたホテルに行くべきだったんだろうけど、早く寝たくて近くにあったビジホに来た。ラブホも沢山あったけど、翔さん嫌だろうかやめた。俺もラブホ嫌いだし。
ていうか、どうしよう。翔さん迷惑じゃなかったかな。無理矢理連れてきただけじゃなくて、一緒に寝てって言っちゃったし、、、名前、名前で呼んでとか言っちゃったよ!!俺も名前で呼んでるし!!!!たった数回会っただけなのに図々し過ぎたよね。あ〜、もうどうしよう。翔さんがなんでも、優しく了解してくれるから調子に乗っちゃってる。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
28 / 105