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緊張4
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内線で連絡をする雅。日本に来てからは一人暮らしのはずだが、やはり継母とも良い思い出はないようだ。すげー渋々だし、返事も短いし、こいつの感情分かりやす過ぎな。
「……あまり長い時間は取れませんが、暫くお待ち頂ければ参られます。それまで、テレビでもご覧になってはいかがですか。」
無駄に広い部屋の無駄にでかいテレビのリモコンを手に取る雅。気を紛らわせたいといったところか。
「見ない。そのキャラももういいわ。…質問は?」
「…何するんですか?」
「お前にこの店を辞めさせる。お前は話す必要はない。問題ないだろ?」
「だからぁ、俺言いませんでしたぁ?この仕事は、好きじゃないけど、辞められないんです。」
「聞いたけど、だからなんだよ。…辞められないのはお前が辞めようとしないからだろ。」
「俺だって、辞めようとしたことはあるし、、、」
「だけど辞められてないんだろ。なに、本当は辞めたくねぇとか?ビッチか?」
「…違うし……」
「だったら、黙ってろよ。悪いようにはならねぇって言ってんだろ。」
あ、やべぇ。雅に眼飛ばした。
少し怯まれたけど、返事は聞いたし、いいか。
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