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緊張6
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「その零って雅の実父だろ?少し調べさせてもらったが、女遊びも男遊びも酷かったんだってな。」
「何勝手に調べてんのよ。」
「…お前の旦那は、自分の欲を満たしたかっただけだろ。自分の性欲や欲望に順応に従うお前を利用してただけ。お前も気づいてただろ?旦那の異常なまでの束縛。欲を満たす道具に逃げられたら困るもんな。」
「っ!そんなことっ!!ちゃんと愛し合ってたわよ!利用されてたのはコレだけでしょ?母親に虐待されてたかなんかは知らないけど、世界を知らないこいつを俺のイヌに仕上げるんだ、って言ってたわよ。泥を与えられていたイヌに残飯を与えると喜ぶなんて躾が楽で結構。拒絶されてきた存在を受け入れるどころか、こっちから侵入していけば素直に体を許して単純で良い。って言ってたもの。」
ドロ?ドロって泥か?物理的に食べさせられていたのか?よくわからないが、要らないことまで話しやがって。…雅にも関係することだから連れてきたが、失敗だったか…すげぇ震えてる。
「だから、俺がこいつに本物の愛を教えてやるって言ってんだよ。いくら欲しい?仮にも雅の職場のオーナーで継母だから、挨拶がてら話して納得してもらうつもりだっが、無理そうだから、お前が納得できる額払ってやるよ。」
「はぁっ?!金なんて要らないわよ!私はコレだけが、解放されんのが納得出来ないの!」
「解放って何?束縛されてるの分かってるだろ?お前も運のない奴だったんだよ。残念だったな。」
俺が我慢の限界で早々に飲食代として5千円札を置いてさらに小切手を切る。女が何か喚いているがそんな事より雅を落ち着かせるのが先決だ。
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