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関係(2)1
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「雅……来いよ」
最近雅の好きな所をみつけようと思ってよく家に来てたおかげで、雅の行動や考えが分かってきた。
俺のどこが好きなのか聞いたのに、ちゃんとした答えが返ってこないのも、多分俺と同じで、具体的に、どこがっていうのが思いつかなかったんだろう。
でもまぁ、嬉しい返事は聞けた。
ていうか今、俺とセックスしたいって言ったよな。
俺が女側だとしても、俺もしたくない訳じゃない。時々誘うように見られてるのも分かってた。ただ、今までに身についた癖ってだけで、そういうことはしたくないんじゃないかと思ってた。
雅の両腕を引いて膝に乗せる。
「シようぜ。…お前の可愛い顔見せろよ。」
「え…俺ネコですか?」
「いや、お前タチでいいけど?」
「んん?…じゃあ、可愛い顔するの翔さんですよぉ。」
いや、俺が女側だとしても可愛いはねぇわ。
絶対ぇ雅の方がエロくてイイ顔すると思う。
「可愛いのはお前。何物欲しそうな顔してんだよ。」
多分、今まで定期的にヤってた、というかヤらされていたというか……だから、考えとは裏腹に身体が求めるんだろう。
俺が呼んだあたりから目に熱が篭ってんだよ。
「自分で出さなかったのか?」
「ん〜…いやぁ、そーゆーわけじゃないんですけどぉ……?」
「なんだそれ、俺とスんのは気が進まねぇ?」
どうだろぉ?と小さく笑う雅。
「なら、シたくなったら俺とシようぜ。」
これならいいだろ。
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