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関係(2)9
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ゆっくりと起き上がって雅のもとへ行く。
「はよ。上手くなったよな。」
17:40。完全に寝すぎた。仕事溜まってんのに。
「あ、おはよぉございまぁす。麺ー。」
いつも通りのふわふわに戻ってる。
麺類はコイツが最近覚えた料理。麺茹でるだけだけどな。いろんな麺茹でさせて、その後は俺が飽きないようにアレンジしたりする。それでも、最初は茹ですぎたり茹でなさすぎたりして、くっ付いたり固かったりしてたから、かなり上達した。
「雅、貸して。お前も食えるようしてやる。…そろそろ、ほかの料理も覚えような。」
コイツは食わねぇから俺のためにやってくれている訳で。感謝はしてるけど流石に飽きるからな。
沸騰するのを待っている雅から麺を受け取り、半分に切る。
麺つゆを薄めに作って肉とかワカメとかは付けない。
少し柔らかめに茹でて温かい素麺にして完成。
「少しでいいから冷まして食ってみ。なんも考えねぇで普通に食ってみろ。」
頭を撫で、雅を見ないようにテーブルの対角線上に座り自分も食い始める。…薄。今度から自分のは別に作ろう。
「ぉお〜、優しい味だー。これ、おいしぃ」
どうやら食えそうだ。すごいを連発しながら楽しそうに食う雅。
「あんま食いすぎるなよ。残していいから、無理するな。」
「そぉですねー。今、胃がビックリしてます。せっかく作ってくれたのにすいません。」
胃がびっくりしてるってなんだよ。
俺の半分の量だが、それでも1/3程残した雅。やっぱり少食すぎるな。
「飯、サンキューな。これから暫く来れない日続くと思うけど、連絡くれれば返信は出来ると思うから、無理すんなよ。」
別に毎日行くって決めてるわけじゃないから来なくてもいいんだけどな。やっぱり、会える時は会いたいだろ。
「今も、忙しそうですもんねぇ。翔さんこそ、無理しないでくださいねー?」
日も完全に沈んだ頃、ちゃんと食うように言って雅の家を出る。
明日から2日間集会で、その後は本格的に眠れない日が続く。その前振りとして、明け方まで仕事して、2,3時間の睡眠を取る。これは俺が溜めたのが悪いんだけどな。
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題と内容の繋がりが見えない…
物語内は今、8月下旬から9月上旬あたり(適当)です。特に問題はありませんが、時差?的なもの?があるので、今更ながらお知らせさせて頂きます。m(_ _)m
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