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蛍の春休み 2
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夏side
蛍の家に帰ってきてから
恋バナをしている。
「恋人、最近出来たんだよ。春休みは
弟と過ごすんだって風のように走って
自宅に帰っていったよ」
「そうなんだ…。夏くんも大変だね。
ちなみにどんな人?」
蛍は外見が気になるようで
携帯の画面を除き込んで来る。
「……この人。雪の言ってた兄に似てる気がする」
「…え?」
そう言うと、夏くんは驚いていた。
雪の、家の位置を聞かれて軽く教えると、
夏くんもその近くで相手と別れたらしかった。
「なんだ。僕たち、兄弟を好きになったんだね」
「すごい確率だよね〜」
そう言って笑い合いながら、
"そろそろ作るか" 合図に
蛍と僕で料理をはじめる。
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