アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
入学式 2
-
蛍side
あれ誰だ…?
雪が向かっていた先の男に
僕は、何故か嫌な感じがした。
しかし、雪に聞く前に双子とアズが来て
聴き損ねてしまったのだ。
「ねぇ…。蛍、電話なってるけど?」
「んぁ?あー、ヤバっ『もしもし!…うん。大丈夫!
……うん。わかった。…は〜い』…ありがと、アズ」
考え込みすぎて、電話が鳴っているのに
気がつかなかった。
要件は分かっているが電話に出ないと
従兄弟が凄く心配する。
「従兄弟くん?泊まりに来るの?」
「あぁ、新学期の初めはな。そう言えば、雪も
兄が帰って来るとか言ってたなぁ…」
「そっか…。それで朝から憂鬱なのね〜」
もしかして、朝会った人
雪の兄だったのか?
なんとなく、それが正しいような
それでいて、違和感がある様な感じがした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
66 / 819