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部活に入ろう 3
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蛍side
その後、美術室でお弁当を食べる
雪はいつもより早くたべて
うろうろ と歩き回っている。
「雪?どうした〜?」
「……ん〜?…これ、あおの…」
近くに寄ってみると、
僕たちがお世話になった
先輩の絵があった。
「これ、葵先輩の絵だね。従兄弟の夏くんが
よく、葵先輩の絵は凄いっていってた」
「あお、絵も描いてたんだね」
「そういえば、雪って葵先輩と知り合い?」
雪は、ハッとした顔をして
言いたくなさそうな表情をして
口をつぐむ
「ちょっと…、ね……」
「そっか。ほんと、綺麗だな」
「うん」
雪にも何か思うところがあるのだろう
複雑な表情で、長いこと絵を眺めていた。
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