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静かな日々 2
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蛍side
常に疲れて気味の三人。
二年になってそんなにも疲れたかと
アズと二人で不思議がっていた。
「なぁ、今度の休み遊びに行かないか?」
「いいね〜。俺、動物見たいな〜」
五人でいるのが
当たり前になりつつある美術室。
当然、お弁当もここだ。
「「梓先輩、子供〜」」
「なっ、違うも〜ん!べ〜だっ!」
「アズ、それが子供ぽいんだよ…」
双子の前では、かなり幼い。
アズは、親が早くに死んでしまった。
「そう言えば、アズは動物好きだったな」
小学校の時は里親と暮らしていたが、
今は一人暮らしだ。
そのせいか、かなり甘えたな性格なのだ。
「それじゃ、今度の休みは動物に行こ!」
「「賛成〜!」」
こうして、とんとん拍子に
予定は決まっていった。
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