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兄の誕生日 (番外編) 2
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雪side
ピアスの売っている店に着いて、
かれこれ一時間。
種類の多さに悩みに悩んだ挙句、
僕はまた、蛍くんにアドバイスを貰った。
「これと、これ、どっちがいい?」
「う〜ん、どっちもじゃ駄目なのか?」
僕の手には、小さな赤い石のついたものと
リング型のものがあり、
蛍くんに見せながら、首を横に傾ける。
「そっか、両方買っちゃお!」
アドバイスを貰って、
早速レジに向かいお会計を済ませる。
「蛍くん、本当にありがとっ!」
「どういたしまして」
こうして、僕は無事に
お兄ちゃんの誕生日プレゼントを買い
上機嫌なまま、蛍くんと家に帰った。
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