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球技大会 6
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雪side
この後は、蛍君の試合。
零くんと、玲くんと一緒に観戦する。
「見てっ!先輩走ってるっ!」
「本当だ〜!走ってる〜!」
バスケをしているのだから
走るのは当たり前なのに
訳の分からないことを叫んでいる。
「俺だって走るよ〜?」
「「カッコいい〜!頑張れ〜っ‼︎ 」」
「ありがと〜」
梓先輩は余裕そうにしているが
蛍くんは、フォローに回っていて
とても忙しそうだ。
「はぁ…」
思わず、ため息が出てしまう。
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