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兄と雪 4
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雪side
病室には、僕とお兄ちゃんと蛍くんと夏。
少しの静寂の後、徐ろにお兄ちゃんが
部屋の隅の方に置いてあった
僕の鞄を取り出して、中身を聞いてきた。
「ねぇ、これは?」 (即効性の強い媚薬)
「お兄ちゃんには強いと思うけど?」
「ふぅん、これは?」 (クリームタイプの媚薬)
「どうだろ?加減次第⁇ あ、これとこれ。
お兄ちゃんに。あとは、これ頼まれたやつね」
(即効性で弱めの媚薬二種類と、媚薬入りローション)
「うん、ありがと」
その後も、バックの中から
気になるものを出して僕に聞いて来る。
そして、最後まで聞き終わると
またバックの中に丁寧にしまいながら
はじめに出したものを見ている。
「それは、やめた方が良いと思うよ?」
「……別に、気にしてない」
「…本当に?」
「……」
説得しようと少し話し合ってみる事にした。
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