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繰り返す日常 4
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雪side
久しぶりに落ち着いて過ごせる学校。
零くんと玲くんは落ち着きなく
ワクワクとしていて、不思議でたまらなかった。
「何をそんなにウキウキしてるの?」
「「だって!久しぶりなんだもんっ!」」
どうやら、僕のことがよっぽど心配だったみたいで
見るからに落ち着いて過ごしている僕を見て
心の底から安心しているようだった。
それにしても、喜び過ぎている間は否めないが…。
「ねぇ、お昼どこで食べる?」
「「いつものことろ!」」
いつものことろと言うのは、
勝手に乱用している美術室のことだ。
本当は、部活動の時以外は
入るのが禁止されているはずなんだが…
先生たちをうまく丸め込んだらしい。
梓先輩は怖がれているし、
蛍くんはモテるから人気も高く
二人が頼めば一発だったようだ。
「楽しみだねっ!」
「「うんっ!」」
そんな感じで、午前中の授業を受けた。
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