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小さな嫉妬
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雪side
先程から二人は見ているだけで
僕たちと別行動をしているみたいで、
蛍くんの横いる梓先輩に妬ける。
「………」
「どうした?」
「…ムゥ」
蛍くんの目の前に立ち眺める。
すると、何かを察したのか膝の上に乗せられ
頭を撫で撫でしてくる。
「雪、アズに嫉妬した?」
「え〜、俺〜?」
「雪。安心して、こいつ見てても勃つ気しないから」
「うわっ、なんか複雑〜」
そんな会話をしていると
双子くんたちが、寄ってきて
梓先輩のフォローをする。
梓先輩は、それが恥ずかしかったようで
顔を真っ赤にして俯きながら立ち上がって、
モルモットたちの方へ歩いていく。
「ほら、行ってやれ」
「「あ、うん!」」
あとを追って、双子くんたちも歩いて行く
その間僕は、蛍くんの膝の上に座っていた。
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