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3日ぶりに学校に行った
いつもは桜と一緒に行っていたが顔を合わせるのも気まずいので待たずに先に行った
下駄箱で靴を履き替えていると背中に衝撃がはしった
驚いて後ろを見ると盛大に寝癖をつけた男にしては身長低めな奴が抱きついていた
「おっはよーーう!」
抱きついてきたのは中学からの友達の三葉翔(みつばかける)だった
「…おはよう。相変わらずチビだな。」
「なにおう!!成長期がおそいだけですぅーー!」
翔は身長が160センチぐらいしかなくてふわふわした猫っ毛で目もくりくりしてて正直そこらへんの女子より可愛い
「ははっ。朝から大変だなー。」
そう言ってきたこの爽やかボーイは小日向晴斗(こひなたはると)だ
晴人はとにかくモテる
少し長めの黒髪で目はぱっちり二重で鼻の筋は通っていて身長も高い
俗に言うイケメンである
というか俺の周りのやつはみんなモテる
桜は無口でクールそれに空手は黒帯で段持ちだし
晴人は爽やかボーイで勉強はできるし運動はできる
翔は勉強に関してはまぁ…置いといて運動はそこそこできるし上級生のお姉様がたに可愛がられている
まあ俺もそれなりにモテてはいるが
ちなみにこの2人は幼なじみで俺たちとは中学からつるんでいる
翔と晴人と適当に話をしながら教室に向かう
「あっ!そういえばこの間告ってきた子と付き合ってんのー?」
翔が触れられたくない話題にど直球できやがった
まあ来るだろうとは思っていたが
「いや、付き合ってない。友達にはなったけど」
「珍しいな。いっつもはきっぱり断るのに」
晴人の言葉にうっと詰まるが適当に言葉を濁す
「うん、まぁ…なんとなく」
「まあ、あんまり希望もたせんなよ」
「…分かってる」
俺は七瀬さんの言葉に甘えてる
すぐに諦めるなんてできない。その気持ちは痛いほどよくわかる
ましてや相手の恋を応援するなんて
「…ちゃんとけじめつけなきゃな」
俺は2人に聞こえないように呟いた
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