アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
初恋 その9
-
幾度となく繰り返した否定と肯定の狭間で迷うのはもうやめよう。
感情に耳を貸さず両手で塞ぐ事に意地になった俺に、自分を否定する事は無意味だ、認めろと俺の欲求が総動員で肯定を促す。
無意味な自問自答に時間を費やして悩む事は性に合わない。
もう分かった清史。
もう分かったから・・・。
全身であいつを求めてしまってんねん。
もう答えは出てしまった。
俺は梶原が、欲しい。
まずは溢れる欲を横に置いて。
とりあえず、飯にでも誘ったれ。
END
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
56 / 116