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再会。6
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「よろしく」
こういうことは小学生以来でましてやこんなイケメンと友達になるなんて予想なんてしてない。
「あ、え…っと、よろ、しくお願いします…」
じぃーっと空良くんが見てくるのに気付き「え、あっ、う…」と変な声をあげてしまいもっと恥ずかしくなった。
「あはは、悠哉可愛い。そうだ、昼まだだよな、俺何か買って来ようか?」
空良くんが言った事に驚く。
「か、かわい…? あ、と…お弁当、あるから大丈夫…です」
「じゃあ、俺それ取りに行くから悠哉は此処に居て?」
そう告げて保健室を出ていく空良くんを目で追い、はぁ…と溜め息を付く。けして、嫌だとかそういう溜め息ではない。
ただ、さっきまで緊張していてその糸が解れて安堵感の溜め息だ。
こんなすぐに仲良くなるとは思ってないし話しかけてくるとは思ってなかった。
不思議だなぜこの、自分に友達になりたいなど言うのか悠哉にはわからない。けど、空良くんが僕に友達になりたいって言ってくれて凄く嬉しいのだ。
この気持ちをどう表現したらいいかわからないよ。
とにかく嬉しい
ってこと。
わかるかな…?
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