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強張っていた山田の体が弛緩する。
「はっ………ぅんっ………ハァ、ハァ………っ」
絶頂の余韻に浸るように、まだ少し熱っぽく乱れた荒い呼吸………。
抱え上げていた足をゆっくりと下ろし、腕を拘束し縛っていたネクタイを外してやる。
それから、もうはち切れそうにパンパンに腫れた性器をズボンから取りだし、ぐったりとしている山田の顔に近付けた。
「なぁ、俺のも気持ち良くしてくれよ」
「………」
ぽーっと惚けた顔をして、言われるままに口に含み口淫を開始する山田の頭を撫でる。
「………っ………本当、誰に仕込まれたんだか」
びちゃびちゃと派手な音を鳴らし唇と舌と………器用に喉まで使って舐めしゃぶるコイツの巧みなテクニックに、ビリビリと痺れるような快感が全身に広がる。
ニヤリと、俺のモノを口いっぱいに頬張って目尻を下げる山田が憎らしい。
「褒めてるわけじゃねーよ………こんな事言われて悦ぶな、変態」
その言葉にムッとしたらしい山田が、これでもかと俺を絶頂へ誘い責め立ててきた。
キュッとすぼめた唇で扱き、先端の窪みをグリグリと舌で抉る。
堪らず溢れ出す先走りの体液をじゅるじゅると啜られ、低い呻き声が洩れ出てしまう。
ニヤリと、また山田が笑った。
「ふっ………もう、出るから………全部飲めよ」
切羽詰まった声でそう告げると、つい、グッと頭を押さえ込み口の中………奥の奥の限界まで猛る昂ぶりを押し込んで、そこでドクドクと欲望を解放する。
「っ………ぅ………馬鹿、もう離せ」
射精し終えたというのにも関わらず、まだ吸い付き舌先で鈴口を愛撫してくるのを慌てて止めさせる。
ゴクリ………。
顎を少し上げ、山田の細い喉が音を鳴らし俺の体液を胃の中へ流し込む。
自分の放った精液で顔中、髪までベタベタにして………全くなんて淫らで可愛く、ムカつく野郎なんだろうか。
「あー………っ」
ベロを出し、医者に口候内を見せるかのように山田は俺の言い付けを守って全てを嚥下したのだというのを証明してみせた。
「はは………良くできました」
仕方がないから、俺は手が汚れるのも構わず山田の頬を優しく撫でた。
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