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ハァハァと、俺の胸の上に凭れかかって乱れた呼吸を整えようとする山田に囁く。
「………まだだよ」
言うなり繋がったまま山田を横倒しにして、一息に結合部から硬度を保ったままの陰茎を引き抜いた。
「やっ………センパッ」
やっぱりなんだかんだ、コイツに好き放題させているばかりじゃ気に済まない。
「攻守交代、今度は俺が攻める番だろ」
騎乗位で動き疲れた山田をうつ伏せにして、赤く熟れた後孔に亀頭をあてがいそのまま挿入を開始する。
「やっ………アッ、ンッ………まだ、休憩っ………っ………ああぁぁぁ、ンッ………っ」
もう、酔いは殆ど覚めていた。
ガツン、ガツンと激しく後ろから突きたてて、それからグリグリと円を描くようにグラインドさせ山田の悦い所を刺激する。
はっきり言って、もう気持ちが良いとかそんな感覚はとうに通り越して痛かった。
擦られ過ぎて、もしかしたら亀頭が少し切れているかも知れない。
「ハァ………っ………抜い、て………アッ、ぅ………もう、ダメッ………許し………アンッ………」
それでも、止めるわけにはいかなかった。
ここで仮にコイツが涙を流して懇願しても、俺は止めない。
絶対に止めてなんか、やんない。
泣けば良い、啼いて、よがって俺を忘れられなくなれば良い。
離れられなくなれば良い。
体だけなんて、虚しい。
だけど………それでも、コイツとの関係がなんにも失くなってしまう事の方が今は恐ろしい。
「トコロテンって言うんだっけ?ほら………ココ、悦いんだろ?いつでも出して良いから………」
ヨダレを垂らして物欲しそうに揺れる山田の陰茎には触れず、代わりにぷっくりと赤く熟れた胸の尖りを優しく摘まむ。
悦さそうにイイ声で啼きながら、山田は腰を妖しくくねらせた。
「あぁ、でも自分の意思とは関係なしに勝手に出ちまうから“トコロテン”なんだっけ」
そう言って、俺は自分のモノが萎まない程度に時折ピストンしながら集中的に山田の悦い所………前立腺への刺激を続けた。
突きたてるのではなく、グリグリとそのポイントを擦って刺激するように左右に腰を小さく振ったり円を描くように動かしたり。
すると、もう限界が近いのか山田の吐息が一層激しく乱れる。
誘うような色香を放ち、首を後ろに捻って流し目で俺の顔を見上げた。
右目の下の黒子が、とてもいやらしい。
その顔を見ただけで思わず達してしまいそうになるのをグッと堪え、山田の唇にキスをした。
均等の取れた綺麗な体、揺らす度に美しく波打つ山田の背中。
くっきりと浮き上がった肩甲骨に目を奪われる。
誘われるまま、衝動に突き動かされるように俺は肩甲骨に歯を立てた。
「っ………アッ、ああぁぁぁっ………」
すると大きく上半身を仰け反らし、一際大きな矯声をあげて………山田はピュッピュッと噴水のように勢い良く射精した。
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