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「………はぁ………んっ、ぁんん」
目の前で淫らな声をあげ、恥ずかしげもなく自らのモノを扱く山田に顔をしかめる。
「ふふふー、虫ケラ見るみたいな眼………っイイ………アッ、あぁー………んんっ」
「てかさぁ、お前いつもそんな………一人ですんのに声出してんの?」
呆れた声でそう言いながら、でも何故だろう………俺は視線を山田から離すことが出来ずにいた。
「そーだね………その方が、ンッ………燃えるから」
………本気で本物の変態だと思った。
どうやら人に見られることで興奮するというのも本当らしく、先走りが溢れくちゅくちゅという音を立てて扱きながら、山田は恍惚とした表情を浮かべている。
「ンッ………はっ、ぁ、アァッ………アッ」
射精の瞬間が近いのか、腰を妖しくくねらせるその姿は、男の癖にエロく、ひどくそそられ………匂い立つような色香、なんて表現があるが、それは本当にそうで………山田からはきっと、男を惑わすフェロモンが出ているに違いない。
「………ゴクッ」
………さっきから、一体何回こうして生唾を飲んでいるのか………。
「………ンッ、ぁ、アァ………クッ………っ………イク………ぁ、イク、イッちゃ………あ、アァ………アーーー………ッ!!」
大きく体を仰け反らせ、喘ぎながらも器用に左手の掌の中に、吐き出した精液を一滴も溢すことなく受け止める。
乱れた息を整えながら、こちらを見詰めゆっくりと舌を出し唇を舐める山田に………不覚にも俺は、体の一部が熱く反応していくのを感じた。
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