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暖かい春の日。 1
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梓side
俺が二年になって少したったぐらいの頃。
はぁ…。今日も部活か〜…。
別に部活が嫌いなわけじゃない。
そうではないのだが、面白味が無くなっていた。
初めは楽しかった。友達もいて、毎日笑って…。
みんな、やめてしまった。
俺が、壊してしまったのだ。あの日常を。
今年は入部希望者いないかもなぁ〜…
「「失礼しま〜す」」
突然に聞こえてきたのは、
場違いなほど明るい声だった。
「…だれ〜?」
「柳 零ちゃんと」「玲くん」「「で〜すっ」
「何の用かな〜?先生なら、職員室だよぉ〜」
これが、俺と双子ちゃんとの出会い。
この時俺は恋に落ちたんだ。
その子達があまりにも儚く脆かったから…。
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