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親睦を深めよう 2
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玲side
最近少し寂しい。先輩と居るとちょっと辛い。
お兄ちゃんはきっと、先輩のことが好きだ。
応援したいけど、僕も簡単に譲れなくなってしまった。
「せんぱ〜いっ!」
「一緒にご飯食べましょ〜!」
「君たちまた来たの〜。なんで、俺なのさ〜」
美術室にで先輩に出会って三日目。
あの後、顧問の先生に紙を書いて提出し
美術部員になった。
今日もお兄ちゃんと一緒に先輩をご飯に誘う
「えぇ〜、だって〜。玲、先輩と零ちゃんと食べたいんだも〜ん。ねっ?零ちゃんもそうでしょ?」
「僕も、先輩と玲くんと食べた〜い!」
「はぁ…。なら、今日だけね?」
そう言う先輩はどこか嬉しそうで
今日もまた、僕は自分の気持ちに嘘を付く。
臆病な僕はいい子を演じて傷を見ないフリをした。
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