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夏休み。1
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零side
「ねぇ、双子ちゃん。海行かない?」
そんな電話がかかって来たのは
夏休みに入って五日目のことだった。
「行きたいです!」
こうしてやって来たのが
先輩の従兄弟がバイトをしているという
海の家だ。
「いらっしゃ〜い!」
「「せんぱ〜いっ‼︎ 」」
「ごめんね〜、お手伝い付きになっちゃって…」
「「大丈夫です」」
お手伝いをしながら
夏休みの終わりまで海の家で過ごすのだ。
「あ、これ従兄弟さんに!」
「先輩には差し入れです」
これから楽しみだなぁ〜
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