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体育祭。1
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梓side
運動は得意だ。
ただ、人と関わるのは苦手だ。
蛍以外に話すのは双子ちゃんだけである。
「体育祭とか嫌だなぁ〜」
「アズ、いい加減立ち直れ。あれは、アズの所為じゃないそうだろ?気に病むな」
「蛍には…、分からねぇーよ。それに、分かって欲しとも思わねぇ。頼むから、これ以上俺に踏み込むな…」
それもこれも一年半前の事があるから
一方的に避けられている。
「はぁ…。分かったよ。で、何に出る?」
「またレポートじゃダメ〜?」
「ダメだ。ほら、それならリレーでいいだろ?僕がパスしてやるから、アンカー走れよ。僕は、アズの走る姿が
好きなんだ。楽しそうに走るからな。アズは」
勝手にリレーの選手にされてしまい
アンカーを走ることになった。
まったく、面倒だなぁ…
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