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美術部。4
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過去編。
あれは、俺が入学して半年たった頃。
部活にも楽しくなってきて
段々と友達も増えはじめた頃だった。
「なぁ、アズあれなんだ?」
「なにが?」
そこにはヤンキーらしい人影。
窓から覗いた俺を指差して何か叫んだ。
「なんだろ?俺にようなのか?」
「おいおい、行くのかよ」
「だって、ここで、無視したみたいに思われたら
他の人にも迷惑がかかるだろ?」
「気をつけろよ」
蛍と一緒にいたが、呼ばれているのは
どうやら、俺のようで
みんなに迷惑を掛けないように、そこへ行った。
「この前のかり返させてもらう」
「…はぁ?」
そう言うといきなり殴りかかってきて
俺は、彼らを返り討ちにした。
その後やってきた、ヤクザ達によって
その人達は連れていかれた。
それ以来、俺は
怖がられ部活もみんな辞めてしまった。
「アズ、大丈夫だ。僕はちゃんと知ってるから」
「蛍…」
それからと言うもの、真実を知るのも
友達として、今でも付き合いがあるのも蛍だけだ。
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