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勉強会の開催ですよ。1
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零side
雪くんの家はほとんど物が無くて
かなり殺伐として殺風景だった。
「ねぇ、これってどうしたらいいの?」
「これは、連立方程式に入れて解けば解けるよ」
「こんな感じでいいの?」
「うん」
勉強を教えてくれるのは雪くん。
梓先輩は蛍先輩と一緒に勉強していて
時々教えあってやっていた。
「玲くん、ここ間違ってるよ」
「え〜、せっかくやったのに〜」
「ほら、飴あげるから頑張って」
「は〜い」
雪くんは玲くんの扱い方に慣れて来て
すっかり餌付けされてしまっていた。
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