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友達の悲しみに触れ…、1
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玲side
雪くんが居なくなった。
それは突然だった。
探しても見つからず、優さんに頼る。
「また、ですか…。あの子にも困ったものですね」
「 "また" ? 前にもあったんですか?」
そう言うと、しまったと言う表情をして
しばらく沈黙が続いたが、優さんがまた話し始めた。
「 "前にも" って言うよりは…、"この時期は" かな
トラウマがね…、そのせいだと思いますが…」
「 "何が" あったです〜?」
「詳しくは…。ですが、こちらで対処しますので
なるべく雪くんと距離をおいてください。
大丈夫そうなら…、ここに連れてきますので、
その時には、連絡しますね」
そんなことを言われても、
納得出来る訳なんて無かった。
だって、初めて出来た友達だったから…
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