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子虎 2
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梓side
子虎のところについた瞬間から
戯れはじめた双子たちと
入り口付近で佇んでいる姫ちゃん。
子虎に避けられてショックを受ける蛍。
「おいで〜、怖くないよ〜」
「蛍、お前はどっちを呼んでるの〜?」
思わずツッコミを入れてしまった。
振り返って俺を見た蛍の顔は
泣き出しそうな悲し表情で笑っていて
あまりにも可哀想だった。
「両方かな」
「蛍〜、ほら」
近くにいた子虎を抱き上げて
蛍の方に差し出すと、
入り口付近にいた姫ちゃんも
ヤキモチからか近づいて来て蛍も嬉しそうだ。
それを見て大丈夫かな と思い
俺も、子虎たちと戯れたかったし
双子ちゃんたちの元に戻った。
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