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last one 2
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零side
玲くんと二人で見ていると
触れ合いが出来るという看板を見つけた。
「玲くん、触れ合いが出来るみたいだよ!」
玲くんに教えてあげると喜んでいて
一緒に列に並んで順番を待つ。
長く掛かるかなと思って心配していたが、
意外と早く順番が回って来て
玲くんはにこにこしながらリスを触っていた。
「可愛い〜」
そう言っている玲くんの方が可愛いが
そんなことを言えば
恥ずかしがって怒って来ると思い
言いたい気持ちをぐっと抑えた。
「ね〜!可愛い!」
当たり障りの無い返答になってしまったが
笑って誤魔化すことにした。
それでも、玲くんにはバレなかったみたいで
にこにこと可愛く笑い続けている。
こっそり隠し撮りをすると
案外、綺麗に写すことが出来た。
その画像を携帯の待ち受けに設定していたが
まさか、玲くんも同じことをしているなんて
思いもしない零であった。
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