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夏休み 4
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玲side
「僕、梓先輩の隣がいい!」
「僕も…」
「……、零ちゃんにゆずる…」
「僕はいいから、玲くんが乗りなよ」
梓先輩の横に座りたかったが、
バスの座席は二人席だから零ちゃんに譲ろうと思った。
しかし、みんなのおかげで
一番後ろにしてもらえて梓先輩の横に座ることが出来た。
零ちゃんは雪くんにもらったチョコを食べているので
梓先輩と仲良く話していたら、零ちゃんが
ヤキモチを焼いて、僕に突っかかってきた。
「玲くんばっかり ずるいー!」
「だって!零ちゃんお菓子貰って食べてた!」
「それは雪くんからでしょ!
玲くんだってもらったじゃん!」
「僕チョコたべれないもん!」
そうしていると、周りの温度が下がった気がする。
「零、玲。そのへんにしときな〜。
夏くん怒らせるとと怖いぞ〜」
「「むぅ…、ごめんなさい……」」
ちょっと納得できないけど素直に謝った。
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