アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
泳いだり潜ったり。6
-
玲side
梓先輩に泳ぎ方のコツを教え上げたのだが、
どうしても上達しなかった…。
さらに、試しに泳いだ時が一番上手だった。
頑張っているのは見ていてわかるのだが…、
何故なのか、梓先輩の身体がうまく浮き上がらない。
「なんて言うか…」
「うん…、なんて言うんだろね…」
上達しないどころか、
泳げなくなっている気がしはじめたとき、
零ちゃんも、項垂れていた。
慰めようとしても、余計に傷つけてしまいそうで、
無闇に声をかけてもダメなかと思った。
「正直…、梓先輩の努力不足と言うよりは…」
「零ちゃんの言いたい事は分かるけどね…」
打開策も思い浮かばず、とりあえず疑問を
梓先輩に直接問いかけてみることにした。
「「梓先輩、何か (海に) トラウマありません?」」
それを聞いた梓先輩は、驚いた表情をして
固まってしまった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
185 / 426