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初めての世界。1
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冬生side
黒に靴というものをはさせてもらって
初めまして、家の外に出る。
外は、薄暗くて、風が肌寒かった。
「白、ほら抱っこしてあげるからね〜」
『ありがとうございます』
黒は ひょいっ と僕を持ち上げて
スタスタと目的地まで歩いていく。
…暗いのやだなぁ
そんなことを思っていると
黒が、僕の服についている帽子をかぶせた
「白の髪目立っちゃうから、フード付けててね〜?」
『はい』
昨日と今日で初めてを沢山経験した。
そのせいか、とても疲れている
黒の腕の中は暖かく、心地いいために
僕は、段々と眠くなってくる。
「白、眠かったら寝てていいよ?」
『…うん』
黒の言葉に甘えて、
僕は、少しの間寝ることにした。
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