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初めての世界。5
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秋乃side
あの後。白は、まだ怖いのか震えながら
ギュッ とくっついてきた。
「白?大丈夫〜?」
『……』
怒られるのは白にとっては
トラウマそのものだろう…。
怖い思いをさせてしまったなぁ…。
「白、明るいところ行こっか〜」
『……う、ん』
「白の声…。聞きたいな…」
そう呟く僕の声は白の耳にしっかりと届いて
白は、少し悲しそうに顔を歪めた。
「無理しなくていいから…。僕と一緒に
ちゃんと治そうね〜。ゆっくり待ってるよ」
『…はい』
白と話しながら十分ほど歩くと
白も歩くと言うので、地面に降ろしてあげる。
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