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明るい所。4
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冬生side
夏弥さんの家は黒と同じくらいで
作りも何処と無く似ていた。
「わ〜い、夏にぃの家久しぶり〜!」
そう言って、ふかふかな椅子に座ると
黒は、僕のことを呼んで膝の上に座らせる。
「白、何食べたい?」
『…あぅ?』
「なんや、なんも食っとらんのか?」
何が食べたいと言われても、
朝も食べて、お昼も食べたからお腹は空いてない
『黒。僕、お腹いっぱい…』
「う〜ん、うどんなら食べれるかな?」
『…う、どん?』
よく分からないけど、ちょっと興味がある
夏弥さんは、ニコニコしながら僕達を見ていた。
「白はうどん初めてなの〜?じゃ、楽しみだね
夏にぃ、うどん頼んでくれる?一緒に食べよ〜!」
「はいはい、ちょっと待っとってなぁ」
それから、黒と、夏弥さんと話していた。
僕の声は聞こえないから
黒が、僕の代わりに夏弥さんに伝えてくれた。
『黒、飴ちゃん食べていい?』
「ん?いいよ」
ずっと手に持っていた飴ちゃんを
食べたくなった僕は、黒に食べさせてもらった。
僕が飴ちゃんを食べていると
黒と夏弥さんは仕事の話をし始めた。
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