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繰り返す日々。7
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秋乃side
白をからかっていると、本当に拗ねてしまったので
すぐに謝り、お詫びとして白の口の中に
パスタをもう一口 "あ〜ん" して入れてあげる。
機嫌が直った白は
またグラタンを食べ始めるが…
「あうっ……」
「まだ熱かった?大丈夫〜?」
白は、塩おにぎり ばかり食べていたそうで
小さい頃に食べたものを少しだけ
覚えていて、食べれるものがあるようだったので
グラタンを食べるのは初めてなのだろう。
「グラタンは冷めにくいからね〜、気をつけるんだよ?」
「うん、わかっ…、た」
まだ熱さで舌がピリピリするのか
いつも以上にゆっくりとした喋り方をしていて
すごく可愛かったが、
本人はそれどころではなく、ワタワタしている。
あぁ…、可愛ぃ……。
見ている僕も、少しだけ取り乱しそうだった。
もちろん、白がそんなことを知るはずもなかった。
「ふー、ふー、はむっ…」
「美味しい〜?」
「んっ、おいひぃ…」
もぐもぐ と、食べながらも僕が質問すれば
ちゃんと僕の質問に答えてくれて、
白は、僕に対して段々と従順になってきていた。
可愛いな…。
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